イギリス国内の労働組合を指導し、政策上の方針を与える労働組合会議
(TUC)は今月15日、ブレア政府に対して、国内のゲイやレズビアンの
労働者への保護を考える必要があると指摘した。同会議のジョン・モン
クス書記長は、「公共投資や職業訓練の拡大を求める声が高まってい
るが、それを適切に行っていくためには、すべての労働者の公民権が
保護されていなければならない」と述べた。
政府は現在、EUの指導から2003年までに、偏見を禁止する法案に
ゲイとレズビアンを含めなくてはならないことから、年金や相続等の
権利を同性のパートナーにも認められるように、同性愛者の市民権
改革を雇用法案に盛り込む準備を進めている。
|milk vol.55 2002/02/22 |home|2002 |