The National Gay and Lesbian Task Force(NGLTF)常任理事の
ロリー・L・ジーン氏は4月17日、ゲイの司祭をスケープゴートする
ことで、教会内における子供への性的虐待問題をもみ消そうとして
いるローマカトリック教会の姿勢を痛烈に非難した。ジーン氏は、
「子供に対する性的虐待の加害者のうち、95%以上がホモセク
シャルの男性たちである、という研究結果があるのはわかっている。
しかし、問題の本質は同性愛ではなく、児童虐待である。ゲイの
司祭を教会から排除することでは、問題の解決にはならない」と
語り、カトリック教会の差別的で、圧制的な方針も終わらせる
必要があると指摘した。
□OFFICIAL SITE
https://www.ngltf.org/
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