レズビアンやゲイなどのドメスティックパートナーにも、医療保険を給付する
企業の数が、ここ最近増加傾向にあることが今月19日、アメリカ国内
最大のセクシュル・マイノリティによる政治的人権保護組織HRC(Human Rights
Campaign)が明らかにした。この日公表された統計値によると、
昨年8月に同制度を導入していた企業は4,285社だったものが、先月31
日時点では4,447社へ増加。テロ以降、低迷する経済状況の中、3.8%
もの伸びを示している。
今年に入ってからは、米経済誌フォーチュン500にランキングされている
4企業(ダウ・ケミカル社、ノースイースト・ユーティリティーズシステム社、
リンカーン・ナショナル社、ゼネラル・ダイナミクス社)を含めた47社が、
制度の導入を発表した。これにより、フォーチュン500企業の中で、同制度を導入している企業の数は160の史上最高値に達した。なお、フォーチュン50内では、58%の企業が導入している。
□OFFICIAL SITE
https://www.hrc.org/
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