秋の番組改編を機に、同性愛者やバイセクシュアル、トランスジェンダーといった
セクシュアルマイノリティ(以下LGBT)の登場人物が昨年の20人から7人に減少することが
アメリカの同性愛者団体の統計により明らかになった。
ロイター通信が伝えるところによると、昨シーズンは16番組に
LGBTの登場人物が出てきたが、新シーズンからは「ER 緊急救命室」
「ドーソンズ・クリーク」「NYPDブルー」「2人は友達?ウィル&グレイス」
「バフィー 恋する十字架」「MDs」の6番組のみとなる。
過去3年にわたりLGBTの登場人物が大いに活躍していただけに、同性愛者団体は遺憾の意を表明。
同団体の関係者は「同性愛者社会の多様性は7人の登場人物、それも白人だけとあっては表現しきれない」と述べた。
(9月17日付け ロイター通信より)
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