(毎月22日配信・無料) 【米】 テネシー州でゲイ・カントリー歌手のオーディション開催

全米を対象にしたゲイ・カントリー歌手のオーディション「Today Is The Future」がカントリー音楽の都テネシー州ナッシュビルで開かれ ている。主催は、サミー・ヘイガー、メレディス・ブルックス、チー プ・トリック、ビーチ・ボーイズなどに曲を提供している作曲家・プ ロデューサーのラリー・ドヴォスキン氏No.1ヒットやグラミー賞 ノミネートの経験を持つ。オーディションの対象者は、18才から26才 で、優勝者はデビューすることが約束されている。

当初、保守的なカントリー界からの猛反発を予想していたが、業界の リアクションは予想に反して好意的かつ歓迎的だったという。ラリー 氏は「有名な男性カントリー歌手にもゲイの人はいる。でも、誰も世 間体を気にしてカミングアウトしたがらない。女性では、K.D.ラ ングやソフィー・B・ホーキンスのようなアーティストがいる。ハワ ード・スターン流に言えば、レズビアンはクールで、ゲイはダサいと いうことだろうか。アメリカ社会の特徴は、一言で言えば『自由』と いうことにつきる。ならば、愛する対象や自分の存在についても当然 自由であるべき。カントリー界も転換期を迎える時である」と語っている。


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