同性愛者はパートナー間で財産を相続できないなど、
セクシャルマイノリティーが抱えている問題や、
性的少数者の「死」を考えるフォーラム「それぞれの性/それぞれの死
〜性のバリアフリー対応型社会への提案〜」が先月29日、
札幌市女性センターにて行われた。
主催したのは市民団体「性のバリアフリーをめざす会 ピーナツハート」。
札幌市の男女共同参画活動支援事業として、市内のNPO法人らの協力を得て開催された。
会場には市民らおよそ約100人が訪れ、同性のパートナーが
亡くなった場合の模擬葬や、女性同士で生きていく場合についての講
演などに、興味深く耳を傾けた。模擬葬では、MTFの女性(戸
籍上では男性)をモデルに、参列者に性同一性障害であることを告白
するという設定で、性的少数者の不自由さを訴え、理解を求めた。
□OFFICIAL SITE
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|milk vol.66 2002/10/22 |home|2002 |