同性愛カップル、および、未婚の異性愛カップルへの養子縁組を 許可する養子縁組改革法が今月中旬、上院にて 投票が行われ、１９６対１６２の反対多数で否決された。 今回の改正法案は、今年５月に下院ですでに通過したものであるが、 再び下院に戻って審議されることなる。ここへきて、 ゲイカップルへの養子縁組修正案の部分のみが削除される可能性も出てきた。

世論調査の結果では、同性愛カップルへの養子縁組に反対する人の数は、 1993年に８４％だったものが、2002年は３６％にまで下がっている。 最近では、同性愛カップルに育てられた子供も、異性愛カップルに 育てられた子供と何ら変わりがないとする研究結果も出ている。 現在、養子縁組を待っている子供の数は、イギリス国内だけで およそ5,000人に上っている。


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