同性愛者を対象としたポルノサイト「MarineMeat.com」に、現職の海兵隊員と見られるヌード写真が掲載されていたことが1月11日、明らかになった。これを受けてトウェンティナイン・パームス基地の海軍犯罪捜査機関は、ウェブサイトの運営者に対して、海兵隊ロゴの掲載を停止するよう警告した。また、海兵隊員の関与の有無についても調査を始めている。
この問題は昨年12月、国防総省の海兵隊幹部と、海兵隊基地があるカリフォルニア州トウェンティナイン・パームスの地元紙のもとに、匿名による通報があったことから発覚した。通報の手紙には、ウェブサイトからコピーしたという写真が複数添えられており、写真に写っているのはトウェンティナイン・パームス訓練センター所属の海兵隊員たちだという指摘がされていた。
海兵隊員が実際にかかわっていたとすれば、職務にふさわしくない行為を行ったとして軍規定に反することから、処罰の対象となる。同性愛者であるば、性的指向を公にすることを禁じた “言わざる”の米軍指針にも触れる可能性がある。
□関連サイト(MarineMeat.com)
https://www.marinemeat.com/