【国内】 ミュージシャンの櫻田宗久がカミングアウト
ミュージシャンの櫻田宗久(さくらだ・むねひさ)が、「“オリコン”ウィーク The Ichiban」2001年1月15日号(79ページ)にて、ゲイであることをカミングアウトした。櫻田は昨年1年間休業していたが、2月に吉川ひなのとの新ユニット“☆Spica☆”で芸能活動を再開させる。

誌面では今後の活動に関するインタビューが主で、セクシャリティについては聞き手側もあまり聞こうとしていないのだが、櫻田から積極的に打ち明けて、最後には彼氏のことまで話し出すというサービスぶり。よっぽど、私生活が充実している証拠だろうか。

インタビューでは「バリバリのオカマちゃんなの(笑)。前は人と違うことが恥ずかしかったけど。今は『これが自分だからいいや』って思えるようになった。前は虚構の世界を作り上げたかったのね。自分以外の何かになりたかったの。だから役者もやったし、キャラクターもいちいち作ってたの。今回スピカーでやるのは自分だから、ウソっぽいものは全部やめよう、って」と語っている。

最近は新宿三丁目にある某有名ゲイ・バーに出入りしているとか。プライベートではSHAZNAのIZAMとも仲が良く、新ユニットでは初めて作曲を担当。ひょっとして今年は大ブレイクするかも?

■櫻田宗久プロフィール
さくらだ・むねひさ 1976年7月22日生まれ、千葉県出身。 '93年テレビ東京系列「浅草橋ヤング洋品店」で素人モデルに選ばれ、「メンズBIGI」のモデルオーディションに選出。同年12月に雑誌「ポパイ」の表紙を飾りモデルデビュー。その後、メンズ各誌で若手トップモデルとして活躍し、 '96年には斉藤久志監督の映画『フレンチドレッシング』で主演。 '97年5月にはシングル「愛の奴隷」で歌手デビュー。世界的に有名なファッションフォトグラファー、デヴィット・ラシャペルが激写したジャケット写真や、ゲイセンス爆発なプロモなど、ゲイメディアでも以前から注目を浴びていた。最近では、映画『ブリスター』『白痴』などにも出演。カメラマンとして個展を発表したりするなど、幅広い才能を発揮している。

□公式ホームページ(櫻田宗久)
https://sakuradamunehisa.com


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