同性愛者の権利がまだ与えられていないベルギーで、隣国オランダと同様の同性結婚制度を導入しようという動きが広がっている。ベルギーはパートナーシップ制度も導入されていない、ヨーロッパ諸国の中では比較的対応が遅れている国だ。
緑の党の党員で、厚生大臣のマグダ氏は、「同性の結婚を認めるということは、ゲイ・レズビアンに対する差別をなくすうえでとても重要なこと」と話している。総理大臣筋の情報によると、4月末に法案が内閣に示される予定で、反対する動きがないことから、スムーズに承認される見通し。承認が決まれば、来年から同国でも同性愛者の結婚が認められるようになる。
|milk vol.43 2001/04/22 |home|2001 |