先月ベルリンで行われた演説のなかで、同性愛者であることをカミングアウトしたクラウス・ヴォーベレイト氏(47)が、6月18日に行われた議会投票の結果、圧倒的な得票数を得てベルリン市長に就任した。市の金融危機の責任をとって退陣したエバーハート・ディープゲン氏に変わり、 11月まで市長を引き継ぐことになる。ベルリンの市長が変わるのは15年ぶり。
クラウス氏は自分をベルリン市長候補に推薦してくれたドイツ第一党の社会民主党に感謝を述べる演説の終わりに、「ゲイであることを誇りに思う」と発言し、ドイツ政界ではじめてカミングアウトした政治家として話題となった。
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