マサチューセッツ州知事代理のジェーン・スウィフト氏は8月8日、ゲイとレズビアンの公務員に対して、パートナー手当を支給するつもりであることを明らかにした。パートナー手当は既に常勤の州公務員に適用されているが、正式に決定すれば、70,000人いる全ての州公務員に適用されることになる。この手当には、病気のパートナーの世話をするための休暇と、パートナーの死亡時の死別休暇が含まれている。ただし、健康保険は含まれていないため、州議会による何らかの働きかけが期待されている。
スウィフト氏には、同性愛を公言している継息子のブライアン・ハント氏がいて、最近、ハント氏からボストン・グローブ紙のインタビューの中で、スウィフト氏が同性結婚に反対していることを非難された経緯があるが、それと今回の発表には何ら関係がないと彼女は否定している。
「パートナー手当を支援することには満足している。ただし、私の考えでは、神聖な結婚というものはは男性と女性の間の結婚に限定されるもの」と、同性結婚についての立場は変えていない。
|milk vol.48 2001/08/22 |home|2001 |