【南アフリカ】同性愛者を対象にした不完全な性転換手術と人体実験
アパルトヘイト時代の南アフリカで、同性愛を「不治の病」とし、秘密裡の性転換手術が軍隊内や大学で30年近くも行われていたことが分かった。しかも、その手術は不完全なもので、あるレズビアンの女性は1973年に子宮摘出と乳房切除の手術を受けたが、なぜか生殖器はそのまま残されたままだという。

この手術は、当時同性愛治療の研究をしていたオーブレイ・レヴィン医師の指示の元に行われていた。同氏は、ジンバブエ国境付近に、「グリーフスヴェルト」という強制施設を設置し、ゲイ兵士や反戦主義者、麻薬中毒者などを集め、大麻を使った強制人体実験も行っていたという。


|milk vol.34 2000/09/22 |home2000

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