【イギリス】バネッサ・レッドグレーブがオスカー・ワイルドの母たたえる
映画『オスカー・ワイルド』(1997年・英)で、オスカー・ワイルドの母親役を演じた女優のバネッサ・レッドグレーブさんが、先月13日にイギリス・ロンドンで行われた特別式典へ出席し、オスカー・ワイルドの母親ジェーン・フランチェスカ・ワイルド婦人をたたえた。レッドグレーブさんはこの日、ワイルド婦人が昔住んでいた家の外で、記念銘板を除幕した。

オスカー・ワイルド(1854-1900年)は、イギリス文学界においてシェークスピアにつぐ人気を誇る作家。主な作品に「サロメ」「ウィンダミア夫人の扇」などがある。また、母親に対してとても献身的だったことでも知られている。

自らも詩人であったワイルド婦人は、ワイルドが男色事件で投獄され、2年の獄中生活を送っていた1896年、貧困の中で死去した。


|milk vol.36 2000/11/22 |home2000

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