ベルナマ通信によると、異常性行為や権力乱用の罪に問われたマレーシアのアンワル前副首相の公判が先月29日、クアラルンプール高裁で開かれた。政府監察医のザハリ氏が出廷、起訴事実の一部であるアンワル氏と義弟スクマ氏との同性愛行為について、医学的な証拠は存在しないと証言した。スクマ氏はいったん行為を自供し、9月中旬に禁固6月の判決を受けたが、その後、自白は捜査官の強要に基づくものとして撤回している。 |milk vol.13 1999/01/22 |home|1999 |