サンフランシスコにあるシャネルのブティックで働いていた女性4人が、男性同性愛者の店長マイケル・モーザー氏から差別を受け、退職に追い込まれたとして同社に嫌がらせによる逸失利益と慰謝料、弁護士費用など100万ドル(約1億2000万円)の損害賠償を求めている。
訴えによると、マイケル氏は2年前に店長になると、女性店員の勤務査定を下げたり、歩合給に不利な売場に回されたりと女性社員いじめを繰り返し、主として女性17人が退職、代わりに男性同性愛者が雇われたという。
これに対し、同社の顧問弁護士は「調査の結果、訴えの根拠がないことがわかった。訴えた女性らは能力がなかっただけで、徹底的に争うつもりだ」と話している。
男性同性愛誌として知られる「薔薇族」の伊藤文学編集長は「職場に、自分好みの人間を集めたがるのは、どこの会社でもあること。しかし、そういった職場は、結果的にねたみや足の引っ張り合いになり、バランスが取れなくなる。ただ、一般的に言ってゲイの男性は男っぽい女性とはうまが合うのだが…」と話している。(参考記事・ソース:2月22日付日刊スポーツ他)
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