アメリカ・カリフォルニア大学の教授がショウジョウバエを使った実験で不老不死のカギを握る遺伝子の発見に成功したことを、今月4日付けの英紙サンデー・タイムズが報じている。
この遺伝子を発見したのはマイケル・ローズ教授(進化生物学)。同教授によると、この遺伝子を活性化させることで、ショウジョウバエの寿命を通常の3倍に当たる130日間に延ばすことに成功。遺伝子を形成している化学物質を発見できれば、最終的には人間の老化防止のための細胞修復薬を開発できることになり、それにより140〜150歳まで寿命を延ばすことも可能と指摘している。
|milk vol.19 1999/07/22 |home|1999 |