度の強さは食道ガン、量は肝臓ガンを誘発する、というのがアルコールの常識。しかし、ビールの中に血液中の悪玉コレステロール(LDL)が酸化して動脈硬化の原因になるのを防止することで脚光を浴びているポリフェノールが豊富に含まれていることをご存じだろうか?
先月21日付けの朝日新聞によると、ビールには赤ワインの10%〜30%、黒ビールならその倍近いポリフェノールが含まれ、適量のビールならば、動脈硬化や心臓病を予防する効果が見込めるという。原料に麦芽を多く使ったものや黒ビールやスタウトのように黒っぽくて苦みの強いものにより多く含まれているというから、ビール好きの人はこの夏から更においしくビールが味わえそうだ。
|milk vol.19 1999/07/22 |home|1999 |