埼玉医科大学のジェンダークリニック委員会(委員長・安倍達教授)は今月16日、3例の性転換手術の実施を同大倫理委員会(山内俊雄委員長)に申請することを決めた。来月の倫理委で承認が検討される。
3例はいずれも、生まれながらの肉体の性に違和感を持ち、別の性になりたいと望む「性同一性障害」と診断された患者で、そのうち2例は、男性への手術を望む中部地方の30代女性と、女性への手術を望む関東地方の20代男性。残りの1例は本人の意向で性別・年齢などは明らかにされていない。
|milk vol.21 1999/09/22 |home|1999 |