12月9日、米軍施設フォートキャンベルで開かれた軍法会議で、今年7月にケンタッキー州の陸軍基地で同性愛者の男性兵士を殺害し、殺人罪に問われていた下級兵士に対して終身刑が宣告された。陸軍軍法会議は、同性愛に対する嫌悪が殺害の動機になったとする検察側の主張を認めたことになる。終身刑となったのはカルバン・グラバー被告(18)で、同被告は今年7月、フォートキャンベルの兵舎で、同性愛者の上等兵(21)を野球のバットで殺害した。グラバー被告は同性愛者を憎んでいたとされる。
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