労働党が9年ぶりに政権を奪回したニュージーランドの総選挙で、北島のワイララパ選挙区から出馬したジョルジナ・ベイヤーさん(42)が、国民党の候補者に2,800票の大差をつけて、11月28日に当選を決めた。
ベイヤーさんは1984年に性転換手術を受け、女性となった。ストリッパーや映画俳優などの職業を経験し、1995年にワイララパ地区のカータートン市長選で当選、当時も史上初の性転換市長として話題になった。今後は国会議員と市長を兼ねるが、市長としての報酬は辞退するという。
|milk vol.24 1999/12/22 |home|1999 |