【国内】エイズウイルス感染者、85年以来4千人超える
今年1、2月の2ヶ月間で新たに厚生省エイズ動向委員会に報告されたエイズ患者・感染者は95人で、1985年にエイズ患者発生動向調査(サーベイランス)が始まって以来、感染者は4,044人となった。同委員会の山崎修道委員長は「感染者が増加する一方で保健所での相談件数は減っている。治療の効果が上がっているだけに、積極的な検査で感染を早期に発見することが大切」と訴えている。

新たな患者、感染者の内訳は、日本人が68人で、外国人が27人。特に日本人男性が65人と、過去5番目に多かった。地域別では東京都が35人と最も多く、神奈川県11人、千葉県10人、愛知県7人、茨城、埼玉県4人と、関東に集中している。


|milk vol.4 1998/04/22 |home1998

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