【映画】ガス・ヴァン・サント監督作品『MILK(ミルク)』
■私がやっていることのすべては、
■アルトーナに住んでいる一人の少年のために

72年のニューヨーク。金融や保険業界で働いていたハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は、20歳年下のスコット・スミス(ジェームズ・フランコ)と出逢い、恋に落ちる。2人は新しい人生を求めて自由の地、サンフランシスコの、ゲイやヒッピーたちが多く住む「カストロ地区」に移り住む。生活のために小さなカメラ店をひらいたミルクたちだったが、社交的でユーモアにあふれたミルクの人柄は周囲の人々を惹き付け、やがて「カストロ・ストリートの市長」というもうひとつの名を持つようになる。

1973年11月、ミルクは初めてサンフランシスコ市の市政執行委員選に立候補するが落選。2年後に再び立候補するも落選。州議会選でも敗北。4度目の挑戦となった77年の市政執行委員選で見事当選を果たし、アメリカ史上初めて、同性愛者であることを公表して選ばれた公職者となった…。

本年度第81回アカデミー賞で作品賞・監督賞を含む8部門にノミネートさ れ、主演男優賞(ショーン・ペン)、オリジナル脚本賞(ダスティン・ ランス・ブラック)を受賞。その他世界で40以上の映画賞を獲得。監督は 自身も同性愛者であることを公表している『マイ・プライベート・アイダ ホ』『エレファント』 のガス・ヴァン・サント。4月18日より全国公開





■監督:ガス・ヴァン・サント
■製作:ダン・ジンクス、ブルース・コーエン
■製作総指揮:マイケル・ロンドン/バーバラ・A・ホール
■脚本・製作総指揮:ダスティン・ランス・ブラック
■音楽:ダニー・エルフマン
■出演:ショーン・ペン/エミール・ハーシュ/ジョシュ・ブローリン/ ジェームズ・フランコ/ディエゴ・ルナ/アリソン・ピル/他

■原題:MILK ■配給:ピックス ■2008年・米/128分
■4月18日よりシネマライズ、新宿バルト9ほか全国ロードショー



■MILKCINEMA評価:◎ T:4 S:4 A:4 P:4 M:4

■評価について
総合評価マークは(◎…劇場へ足を運ぶ価値有り、デートに最適 ○…DVDで十分と思った △…テレビで十分と思った ×…駄作) Tはテンポ、Sはストーリー・脚本、Aはキャスト・演出、Pは映像、 Mは音楽の評価をについて各5段階で評価。(5…かなり評価できた  4…評価できた 3…順当な出来栄えと思った 2…努力が足りないと 感じた 1…完全に手を抜いているように感じた) 評価で20を 超えるか、ひとつでも5があると、◎評価になります

■一言コメント(MILK未掲載部分)

ロバート・エプスタインとリチャード・シュミーセンの二人によって製作された 1984年アカデミー最優秀長編記録映画賞受賞作『ハーヴェイ・ミルク』。 この作品の知る世代や、最初にこちらの作品でミルクの存在を知った人からすると、 今回の新作は「サプライズなし」といった印象。 ミルクが育った家庭環境や、不幸な結末を迎えてしまう恋人たちとの関係など、 前作では描ききれなかったプライベートな部分を深く掘り下げた内容を期待してましたが、 それはほとんどなし。リメイク版を見させられた印象だったのが、やや残念。

それと、この作品はスクリーンの下側に日本語字幕がでます(試写会の段階ですので、公開時は変更されているかもしれません)。 センター寄りの座席が好きな人は、少しずらして座席を選んだ方が良いかも知れません。

□公式ホームページ/予告編(映画「ミルク」)
http://milk-movie.jp/


◆ 伏見憲明監修 「MILK 〜写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯〜」
◆ 2009年5月上旬発売予定・予約受付中! http://www.ac-books.com/



|milk vol.93 2009/04/18 |home2009

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