【案内】関西クィア映画祭・秋の上映会
「BOTH〜インターセックスとバイセクシュアル」

性的少数派の話といえば、話題になるのは同性愛か性同一性障害のことばかり。 看板には「LGBT」と掲げていても、バイセクシュアルが中心的に取り上げられることは、まれ。 どうして?そもそも「バイセクシュアルである」って、どういうこと?

インターセックスは、まずその存在自体が正確に知られていない。 どうして最近は「性発達障害」と言うようになってきた? LGBTとはどこが似ていてどこが違う?  インターセックス独自の問題って、なに? 性的少数派に詳しいつもりの人でも、 実はしばしば見落として/よく知らないインターセックスとバイセクシュアルについて、 映画を観て、お話を聴いて、学び考え交流する機会を創ります。 こういう映画を4本まとめて見て、お話も聞ける機会は、そう 頻繁にあるものではありません!お見逃し無く!

■『BOTH』
監督:Lisset Barcellos 86分/2005/米国・ペルー/英語・スペイン語

サンフランシスコに住むバイセクシュアル女性のレベッカは、スタントの仕事や素敵な友人、そして男性の恋人と女性の恋人の両方を持っているにも関わらず、何かが足りないと感じている。ある日ペルーからレベッカに送られてきたアルバムには、彼女の両親と、ずっと前に死んだ兄の写真があったが、レベッカは写っていなかった。しかしその後レベッカは、実は自身の幼年期が、両親と医者によって創りあげられた嘘によって塗り固められていたことを知る…。

新生児のおよそ2000人に1人は、身体的特徴から完全に男児であるとも女児であるとも判別しづらい身体をもって生まれ、インターセックス(半陰陽児)と呼ばれている。そして、インフォームド・コンセントなしで勝手に手術され、ホルモンで「治療」をされている現実がある。BOTHは、監督本人、及びインターセックスの状態に生まれた人の実際の経験に基いて創られている。いつもは偽りと恥によって迎えられてしまう問題について、映画は、果敢に取り組んでいる。


■『ママ、実はね…』Mom, I Think I’m…
監督:Anna Malkin 10分/1995/カナダ/英語
お母さんへの「バイセクシュアル」としてのカミングアウトや予想外の反応、友人達との関係などを楽しくドラマ化。「バイセクシュアル入門編」としてもお薦めです。

■『オカマに生れて:拝啓 お医者様』BORN QUEER: dear doctors
監督:Eli (Shorona) seMbessakwini 5分/2003/米国/英語
■『インターセックス丸出し! フル・モンティ』 INTERSEX EXPOSITION: Full Monty
監督:Eli (Shorona) seMbessakwini 7分/2002/オーストラリア/英語
2作品とも、インターセックスの当事者である監督による作品。

■トーク
・「米国におけるインターセックス運動の歴史」
(日本インターセックス・イニシアティヴ代表の小山エミさんに、インターネット回線を通じてQ&A形式でお話を伺います) ※回線不調等の不慮の事故の際はご容赦下さい
http://japan.intersexinitiative.org/

・「不可視化される『バイセクシュアル』」(ひびのまこと)
http://barairo.net/

※「インターセックス」とは
新生児の2000人に1人の割合で、身体的特徴から完全に男児であるとも女児であるとも判別しづらい身体をもった子どもが生まれます。こうした子どもは「インターセックス」「半陰陽児」最近では「性発達障害」などと呼ばれます。

※「バイセクシュアル」とは
恋愛やセックスの対象が「同性」もしくは「異性」に限定されていない人。

■日時:2008年11月22日(土) 13時開場
■料金:1000円(一律・昼の部) ※企画後の交流会参加費は別途500円(+飲食は実費が必要)
■場所/住所:京都大学文学部新館第1講義室(1階)
※会場はサイト参照。分かり難い場所です。

■主催:関西クィア映画祭 実行委員会
■共催:文学部11月祭実行委員会

■問い合わせ先:関西クィア映画祭
http://kansai-qff.org/mailform/
info+kansai-qff.org(+を@に変えて送信)
TEL:080-3820-2731(一般公開可)

□公式ホームページ(関西クィア映画祭/Kansai Queer Film Festival)
http://kansai-qff.org/


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