レズビアンのメンタルヘルスは、ビアン・コミュニティでは
関心の高い話題であるにもかかわらず、あまりきちんと語られる
機会が少なかったように感じます。この度、AGPがマンスリー・
セミナーを開催するにあたって、レズビアンが自分自身のメンタル・
ケアについて学び、共に考える場を持ちたいと思ったので、
このテーマを選びました。 第1回目の今回は、ストレス関連障害や、
女性特有の精神疾患についてお話する予定です。
話題提供者は、精神科で心理職として働いています。仕事として、
患者さんにストレス・マネージメントを指導したり、ストレスについて、
心理教育の一環として、ご本人やご家族の皆さんに説明したりして
います。このような経験を活かして、レズビアンのためのストレス・
マネージメントやメンタル・ケアに応用していきたいと考えています。
レズビアンは、同性愛者であると同時に女性であるため、
婦人科的なケアも必要であると感じますが、ヘテロセクシュアルの
女性より、自分自身の女性性をポジティヴに受け入れられなかったり、
一人の女性として生きていくことに対して苦悩したりことが、
同性愛者であることもあり、多いように私は感じます。
このことが、ストレスと関連してこころの病気になることもあるのでは
ないかと思われます。そこで、レズビアンが、どのようにして、
一人の女性として、また同性愛者として、こころもからだも健康で
ハッピーに過ごせるのかを、是非皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
第2回、第3回の話題は、皆さんからのリクエストによって
決めていきたいと思っておりますが、女性性の受容や
レズビアン・アイデンティティの獲得について、
心理学的な側面からのお話もできるといいなと思っております。
皆さんのご参加をお待ちしております。
■日時:2006年7月15日(土) 17:00〜20:00
■料金:無料
■スピーカー:あにき
(AGP レズビアン&ウィメンズ・スタディ・グループ代表)
■場所:コミュニティ・スペース「akta」
新宿区新宿2-15-13 第2中江ビル301号(03-3226-8998)
https://rainbowring.sakura.ne.jp/contact/index.html
■主催・問い合わせ先:AGP(同性愛者医療・福祉・教育・カウンセリング専門家会議)
mail@agp-online.jp
□MESSAGE&OFFICIAL SITE
「今回は主にレズビアン&バイセクシュアル女性向けのイベントです」
https://www.agp-online.jp/
|milk vol.-- 2006/06/22 |home|2006 |