【国内】 東京地裁・「法的に結婚している家族だけが正常な家族ではない」

8年前に日本人の父とフィリピン人の母から生まれた男児(7)が国に日本国籍を求めていた裁判で東京地裁は今月13日、男児の請求を認める判決を下した。判決理由として鶴岡稔彦裁判長は、「家族のあり方や価値観が多様化している今日において、両親が法的に結婚している家族だけが正常な家族と評価することは困難。両親の法的関係だけで子どもの国籍取得の可否を区別するのは不合理な差別であり、法の下の平等を定めた憲法第14条に違反する」と説明した。

訴えを起こした男児は1997年に生まれ、99年に父親から認知された。2003年に法務局へ国籍取得を届け出たところ、「両親が法的に結婚していない場合は日本国籍を取得できない」と定めた国籍法を理由に不受理となっていた。


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