(毎月22日配信・無料) 【国際】 国連・同性愛差別禁止決議案がイスラム教国によって阻止される

先月下旬に投票が予定されていた、性的指向の違いによる差別や迫害を禁じた 国連の決議案が、イスラム教の5つの国の抵抗によって先送りされることになった。 この決議案は、国連が60年における歴史上初めて、同性愛者の人権問題について 言及したもので、その中には「(異性愛者とは異なった)性的指向を持った人々に 対して世界各地で起きている人権侵害は深刻な問題である」と記され、 国連の人権組織による早急な措置を要請する内容となっている。

決議案に反対した国は、パキスタン、エジプト、リビア、サウジアラビア、 マレーシアの5ヶ国で、草案から「性的指向」という言葉をすべて削除することを要求。 国連関係筋によると、これらの国は採択を引き伸ばすためにできうるかぎりの手段を講じ、 他の加盟国に対して圧力をかける行為もしていたという。

現在、世界で同性愛を法律で禁じている国家は70以上におよぶ。そのうち、 イエメン、イラク、イラン、サウジアラビア、スーダン、チェチェン、 モーリタニアの7つの国では最高で死刑に処される。

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