(毎月22日配信・無料) 【フランス】 ラファラン首相が同性愛団体と会談、ヘイトクライム法制定を約束

フランスのジャン=ピエール・ラファラン首相は7月18日、同性愛者の権利運動を行っている 団体の代表アラン・ピリュウ氏と会談を行った。首相がゲイの活動団体と会談を行ったのは、フランス史上今回が初めて。 首相は会談後、スポークスマンを通じて、ヘイトクライムに対する法制化を進めることを明らかにした。 また、首相は来年、ゲイに批判的な言論や出版を違法とする法案を、議会に提出する予定になっている。 一方、アラン氏は、PACSによるカップルは住居手当や年金について校了されていないし、 ゲイカップルの養子についても不十分。首相はヘイトクライム問題については非常に熱心に取り組んでいるが、 ゲイの家族の権利についてはやや消極的であると、不満をもらしている。

フランスでは1999年、いわゆるドメスティックパートナーシップ(DP)制度にあたる 「連帯の市民協約」法案(PACS)を合憲と認定。カトリック教徒が9割以上を占める 国としては世界で初めて、財産や債務の共有、税控除などの面で、 同性愛カップルにも結婚に準じた社会的地位が認められるようになった。 ラファラン首相が所属する自由民主党(DL)は当時、PACSには反対の意向を示していた。

□【フランス】 パリ・同性愛者の結婚法案成立にカトリック教徒ら10万人が反対デモ
http://www.milkjapan.com/1999kn03.html
□【フランス】 同性愛カップルに社会的権利を認める「市民連帯契約法」が可決
http://www.milkjapan.com/1999cn12.html
□【フランス】 パリ・ドラノエ氏が就任確実、初のゲイ市長誕生へ
http://www.milkjapan.com/2001jn03.html


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