「ゲイの劇団」フライングステージの新作は、エイズをテーマにしたい
つも通りの元気なコメディ。1991年に初めて書いた芝居の中で、HIV
に感染した男の子を自殺させてしまったことが、今でも重く伸し掛かっ
ていると語る関根信一さん。2003年の東京を舞台にした今回の芝居で、
関根さんが描きたかったのは「誰も死なないエイズの話」。
関根さんは自身のホームページで、「これまで知り合った多くの感染者
の皆さんを通じて教えてももらったことは『どう死ぬか』ということで
はなくて、『どう生きるか』ということ。今回の新作は、(12年前に)
僕が死なせてしまった彼のための芝居でもあるんです」と話しています。
■作・演出:関根信一
■出演:石関 準/小林高朗/関根信一/野口聖員/早瀬知之/ますだ
いっこう/増田 馨
■日時:2003年11月19日(水)〜24日(月・祝)
(水)(木)(金)…19:00 (土)(日)…14:00/19:00 (月)…14:00
■料金:3,000円(前売) 3,200円(当日) ペアチケット5,000円(前売のみ)
■場所:中野 ザ・ポケット(JR中野南口徒歩5分)
東京都中野区中野3-22-8 (劇場事務所:03-3381-8422/当日劇場ロビー:03-3382-1560)
■前売開始:10月14日(火)
■予約・問い合わせ先:劇団フライングステージ 制作
flying@zd5.so-net.ne.jp または 03-3316-9030
・日時指定、全席自由。開場時間は開演40分前
・当日券は開場と同時に発売
・上演時間は120分を予定
□OFFICIAL SITE
https://www.flyingstage.com/
|milk vol.76 2003/10/22 |home|2003 |