【国際】 ノーベル平和賞・イラン人のシリン・エバディさんが受賞

ノルウェーのノーベル賞委員会は12月10日、イスラム体制の下で人権擁護活動と民主化に取り組んでいるイラン人弁護士のシリン・エバディさん(56)に、ノーベル平和賞を授与すると発表した。同日午後、オスロの市庁舎ホールにて授賞式が行われ、記念のメダルと賞金1千万スウェーデンクローナ(約1億5千万円)が贈られた。記念講演の中でエバディさんは、「テロとの戦いを口実に、普遍的な人権を犯している国がある」などと米国らを批判する場面も見られた。

イランでは女性の価値は男性の半分とされており、事故の賠償額も財産の相続も男性の半分とされている。また、特別の事情がない限り妻から離婚を申し立てることはできないが、夫はいつでも無条件に離婚ができる。さらに、母親の親権は子どもが7歳になると自動的に消滅してしまう。エバディさんは、「女性差別は地域慣習であり、イスラム教の教えではありません。私がノーベル賞を受賞したことは、 人権のために闘っている女性たちを勇気付けるでしょう。」と話している。

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