(毎月22日配信・無料) 【英】 労働党と保守党、カミングアウト後の明暗

EUの方針に従い、同性愛者に対する差別的な法律撤廃を進めている 労働党では、クリス・スミス、ニック・ブラウン、スティーブン・トウィッグ、 ベン・ブラッドショー、デービッド・バロウ、ゴードン・マースデンら、 カミングアウトしている議員はめずらしくない。同性愛を告白したことで、 政治活動に何らかの影響を及ぼすことはほとんどなく、 むしろ「勇気ある決断」と称賛され、自分自身の宣伝になったケースが多い。

一方、保守党では、党内の守旧派の勢力が以前根強いことから、 マイナスの影響に働きかねかないのが現状である。国防相を経験し、 次期党首候補といわれていたマイケル・ポーティロ氏は、 たび重なる同性愛の噂に悩まされ、不本意ながらも1999年9月、 学生時代の同性愛経験をカミングアウトした。 その後、ポーティロ氏はそれまでの主張とは一転し、保守党に同性愛者の 権利を認めるよう訴えるが、結局、それがひとつの理由となり、 先に行われた党首選では彼は排除されてしまっている。

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