【NHKテレビ】「ビバリーヒルズ青春白書」
■「THE NATURE OF NUTURE」
■(1月14日放映・NHKテレビ・「ビバリーヒルズ青春白書」 総合評価:★★★)

NHKの海外ドラマといえば、95年の放送開始以来、いまもなお根強い人気を誇る「ビバリーヒルズ青春白書」(原題は「Beverly Hills,90210」)。アメリカでは90年10月の放送当初から高視聴率をマーク、この4月からは第10シーズンへと突入する超人気テレビドラマだ。

数ある名作のなかでも、注目だったのが第8シーズンの第24話。アメリカでは 1998年3月、NHK衛星第2では1998年10月に放送済みのもので、NHK総合での放送は今回(2000年1月)が初めて。

ストーリーは、里親にゲイカップルが決まったことに強いショックを受けていたケリーが、子どもに深い愛情をそそぐ彼らの姿を見ているうちに、しだいに考え方が変わっていくというもの。子供はいったん母親のリーアンのもとに引き戻されるが、ケリーの説得などにより、最後に愛情豊かなゲイカップルのもとに帰っていく、という結末。

ちなみにこの回のタイトル、邦題は「里親はだれに」という何でもないものに変わっていたけれど、原題の方は「THE NATURE OF NUTURE」。「NUTURE」は、俗語で「しつけ」や「教育」の意味。だから直訳すると「教育の本質」「教育としてのあるべき姿」ということ。


|milk vol.27 2000/03/22 |home2000

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