【TBSテレビ】「ここがヘンだよ日本人・同性愛者特集第二弾」
■5年後10年後には必ずあなた方に光が来ます
■10月13日放送 TBSテレビ「ここがヘンだよ日本人」

昨年9月に、毎回20%前後の視聴率をかせぐTBSテレビ系列の人気番組「ここがヘンだよ日本人」で、同性愛者特集第一弾が放送された。日本のテレビ界で、はじめてゴールデンタイムで同性愛について語られた画期的な番組内容として、MILKでもVol.21(1999年9月22日配信号・1999年度上半期メディアチェックスペシャル)でいち早く取り上げ、番組内容を全テキスト化して伝えた。

この放送のときは、ナイター中継の延長で裏番組の「生でダラダラいかせて」と放送時間が重なってしまい、視聴率はいまひとつふるわなかった。しかし、その反響の多さとテーマの重要性を考慮してか、その翌月に早くも第二弾が放送された。

第二弾は同性愛者(ゲイ/レズビアン)の参加者を10人程度に絞り込み、これまで日本のメディアでは触れられなかった同性愛者(ゲイ)の結婚や子どもの問題などについて激論が交わされた。

今回の放送を通じて思った感想は、異性愛者(ストレート/ノンケ)の人たちは、意外と同性愛者の立場をわかっているんだな、ということ。もちろんアフリカ人やインド人が持つ同性愛者への偏見は無視できないわけだけど、少なくとも先進諸国でそれなりの教育を受けている異性愛者の人たちの多くは、ゲイが思っているほど「同性愛者=全く理解できない」というレベルではなくなっているようだ。

同性愛者への規制がとりわけ厳しいというイメージのある韓国のリュウ・ヒジュンさんなどは、「5年後10年後には必ずあなた方に光が来ます」と言って励ます場面も見られ、アメリカのジャーナリストのケビン・クローンさんは、「カミングアウトして、自分たちの属性を披瀝することで、社会は認めてくれるようになる」とか、ゲイの社会的地位をあげるために何が求められているのか、ゲイ以上にわかっていたりする。

そうして考えると、同性愛者のことを差別しているのは僕らの周りにいる異性愛者(ストレート/ノンケ)の人たちなのではなくて、法律だけなのかもしれない。

□「ここがヘンだよ日本人」100%実況中継・放送内容全文テキスト化
http://www.milkjapan.com/2000jmsp02.html


|milk vol.27 2000/03/22 |home2000

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