【米】CDC・薬物使用のゲイ男性、いまだエイズの感染源に
米国疾病防疫センター(CDC)はこのたび、ゲイ男性の間ではエイズ感染者が減少しているが、他人に感染させやすい行動パターンはいまだに残っているという調査結果をまとめた。また、エイズの「ハイリスク(高危険)グループ」とされる薬物使用のゲイ男性はエイズにかかりやすく、さらに他人への感染源になることから、このグループへの対策を講じることでエイズ予防になるとしている。

CDCによると、1996〜98年にエイズと診断された男性513人のうち、多くはエイズの感染源となりやすい行動をとっていることがわかった。過去5年で82パーセントは薬物を使用、34パーセントは薬物の静脈注射を打ち、15パーセントは薬物の回し打ちをしていた。76パーセントは男性との性体験があり、さらに43パーセントは女性とも性行為をしていた。


|milk vol.30 2000/06/22 |home2000

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