【号外】緊急・東京都へパブリック・コメント投稿のお願い
東京都の人権施策が、とんでもないことになっています…。


■東京都「人権施策推進のための指針<骨子>」に性的指向の文言なし!

《 これまでの経緯について 》

■1999年8月、同性愛者団体に対するヒアリング

東京都知事の諮問機関である「人権施策推進のあり方専門懇談会」は 昨年8月、人権施策の骨子づくりのために、都庁へアカーなどを招き、 ヒアリングを行った。アカーをはじめとする団体らがまとめた内容を発表し、 同性愛差別は人権問題であること、同性同士のカップルも都営住宅 や公団住宅へ入居する権利があること、本人による性別選択の自由、 医療現場におけるガイドラインづくりなどを要求した。

□府中青年の家裁判から10年―ここまで変わった東京都
http://www.milkjapan.com/1999dmsp06.html

■1999年12月、提言を石原慎太郎都知事へ提出

「人権施策推進のあり方専門懇談会」は昨年12月22日、国際的に 通用する人権基準づくりや、セクハラなどの人権侵害に対する訴訟 支援、企業を通じた人権意識の普及を盛り込んだ提言を石原慎太郎 都知事へ提出。この提言では、これまで国が人権対策の対象として いなかった医療被害者、犯罪被害者、そして、同性愛者や性同一性 障害などの性的マイノリティーの人々らを人権保護対象としていた。

□【国内】人権施策推進のあり方専門懇談会・同性愛者も人権保護対象に
http://www.milkjapan.com/2000ln02.html

■2000年4月、世論調査「同性愛者の人権が守られていない」7割

東京都が4月にまとめた人権に関する意識調査結果によると、いまの 社会は、同性愛者や性同一性障害者の人権が尊重されていない、 と感じている人が、およそ7割にまで達していることがわかった。この 調査は、今年2月に20才以上の都政モニター451人が答えたもので、 それによると、「尊重されていない」という回答が最も多かったのは 「犯罪被害者やその家族」で81.5%、続いて「同性愛者や性同一 性障害者」が69.1%であった。

□【国内】東京都・「同性愛者の人権守られていない」7割
http://www.milkjapan.com/2000hn03.html

■2000年6月、保護対象から同性愛者を削除

これまでの成果をもとに東京都自体が6月にまとめた「人権施策推進 のための指針<骨子>」では、同性愛者が保護対象から削られ、 「性同一性障害のある人々などに対する偏見や差別がある」と記載 された。同性愛者を保護対象から削除した理由について東京都側は、 「好みや趣味で同性愛を選ぶ人もいるため、人種や性別など『生まれ』 による差別と異なる」「人権概念として未成熟。都民に理解されない ため」というコメントを発表している。

□【国内】東京都・人権対策の対象から同性愛者を削除
http://www.milkjapan.com/2000fn15.html



好みや趣味で同性愛を選ぶ人って…(^^;
いるんなら呼んできてほしいものですねぇ。
選べるんなら、生きていくのに100倍気楽で、
幸せそうな「異性愛」を選ぶでしょうが。

同性愛者を苦しめるのは、こういう無神経な発言です。
しかも、行政が言っていることだと思うと、
死にたくなりますね。


■同性愛者が削除されたことに関する専門家の声


■成蹊大学教授/安念潤司氏
「削除されたのは大変遺憾。首都東京として人権面でも国際的な水準が要求されるのに、才能豊かなマイノリティーの人たちに 働きにくい都市だと敬遠されると経済的にも悪影響が出る」


■早稲田大教授(家族法)/棚村政行氏
「欧米では、同性愛は異常でも病気でもないという考えが定着し、同性愛カップルを公認したり差別禁止法を制定したりした国や 自治体も少なくない。同性愛をどう扱うかは、日本の人権状況の試金石だ。少数者だからこそ、排除されないよう行政がきちんと 情報を流し、誤解や偏見を解く努力をすべき」


■評論家/伏見憲明氏
「生まれながらの同性愛者はもちろん、たとえ同性愛を選んだ人がいたとしても、そのことによって差別されるべきではない。性的な自己決定権を阻害する状況の方を問題にすべきだ。日本では同性愛が差別の問題として議論されないこと自体が差別だと思う。」

(2000年7月17日付・朝日新聞夕刊より)



▼ というわけで、今回皆様にお願いしたいことはこちらです



■パブリック・コメントご投稿のお願い

東京都は今回出された指針骨子に対して、とくに問題がなければ、今秋を目途に指針を策定させる予定です。しかし、わたしたちに とっては問題だらけのこの指針。どうにかして元通りにしたいところです。そこでできることがただひとつあります。それは今月21日まで、指針に対する意見を募集する窓口が設けられていますので、そちらに意見を届けるという手段。東京都の田口正一・人権部長も、この声がどれだけ届くかにより、考えを変える余地があることをほのめかしています。



1.下記のメールアドレスをクリック!!

jinken@post0.mind.ne.jp (東京都総務局人権部)



2.件名に「東京都人権施策推進のための指針骨子に抗議します」と書きます。



3.本文は1000字以内と指定されています。1行でも構いません。



4.文章を書き終えましたら、ご住所、お名前(団体名)、TELを記載します。東京都以外の方や住所を書きたくない人は、MILK編集部の新宿区内の住所と団体名(MILK編集部)をお使いいただいても結構です。



5.7月21日(金)までにご送信ください。FAXか郵送でも可能です。



■さらに詳しい情報は「すこたん企画」をご覧ください。
http://www.sukotan.com/

■こちらの問題に関するお問い合わせ・相談先:NPO法人アカー
(OCCUR/動くゲイとレズビアンの会)
〒164-0012 東京都中野区本町6丁目12番地11石川ビル2F OCCUR
TEL:03-3383-5556FAX:03-3229-7880
occur+kt.rim.or.jp(+を@に変えて送信)

■抗議文のお送り先:東京都総務局人権部
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2丁目8番地1号
FAX:03(5388)1266 E-mail:jinken@post0.mind.ne.jp
http://www.metro.tokyo.jp/


|milk vol.31 2000/07/01 |home2000

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