【国内】最高裁・三島由紀夫裁判、福島次郎と文芸春秋側の敗訴確定
三島由紀夫の未公表の手紙を小説に掲載したのは著作権侵害として、三島の遺族2人が作家福島次郎氏と出版元の文芸春秋(東京都千代田区)を相手取り、出版差し止めと損害賠償を求めていた訴訟で、最高裁第1小法廷(大出峻郎裁判長)は今月9日、遺族側の訴えを認めた一、二審判決を支持し、福島氏と同社側の上告を棄却する決定をした。訴えていたのは、三島の長女冨田紀子さんと長男平岡威一郎さん。

問題になっていたのは1998年に出版された「三島由紀夫−剣と寒紅」で、初回10万部を発行、回収される短期間に約9万部が販売された。 この小説には、三島氏と福島氏の同性愛関係がつづられた三島氏の手紙15通が遺族の了承なく掲載されていた。


|milk vol.36 2000/11/22 |home2000

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