【台湾】「台湾は立ち遅れている」同性愛者の結婚を求める動き
台湾のゲイ活動家が、同性の結婚を禁止する根拠が見当たらないとして、最高裁に同性同士の結婚を憲法で認めるよう訴えを起こしている。また、先月台北で開催されたゲイ・レズビアン向けのイベントでは、台湾総統・陳水扁が出席し、海外のゲイ活動家たちと懇談を行った。アジアでも同性同士の結婚が認められる日は、そう遠い話ではないかもしれない。

訴えを起こしたのはゲイ活動家のチ・チャウェイさん(40)。これまでエイズ基金を立ち上げたり、同性愛者の電話相談や支援活動を行ってきた。今年に入って、同性のパートナーと婚姻届を市役所に提出したところ受理されなかったため、地方裁判所に訴訟を起こした。しかし、“男同士の結婚は伝統的な倫理観を破壊する”として棄却された。その後、高等裁判所に訴えを起こしたが、そこでも“結婚とは男女の契約と理解される”として認められなかったため、最高裁へ上告した。

チさんは「現在の台湾の法律は同性愛者の権利を奪っている。最高裁は現在の法律が違憲であり、ゲイに優位な法解釈をすべきである。いまや20カ国以上の国々で同性愛の結婚が認められているのに、台湾は立ち遅れている」と主張している。


|milk vol.36 2000/11/22 |home2000

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