【米】ゲイ大使に待った・米議会保守派が反対
米国初の同性愛者の大使になると注目を集めていた次期駐ルクセンブルク大使の指名承認が、米議会共和党の保守派の抵抗で宙に浮いた。 大使候補は、同性愛者であることを公言しているサンフランシスコの実業家ジェームズ・ホーメル氏(64)。クリントン大統領が昨年10月「米国の多様さを政府の要職にも」と指名、11月には上院外交委員会が承認した。しかし、上院本会議では共和党のハッチンソン議員(アーカンソー州)ら保守派議員が、議事進行に大きな権限を持つロット共和党院内総務に指名を退けるよう要求。院内総務の報道官は2月27日、承認問題が暗礁に乗り上げたことを認めた。

大統領は同性愛者であるかどうかよりも「大使にふさわしいかどうかを見てほしい」と呼び掛けている。しかし、ホーメル氏は民主党の大口献金者である上、本会議での抵抗は最近共和党の支持母体として勢力を伸ばしているキリスト教保守派団体の意向をくんでおり、承認は難しいとの見方が強まっている。


|milk vol.3 1998/03/22 |home1998

このページのトップへ戻る