【特集】第7回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭完全プログラムガイド
日本最大規模のレズビアン&ゲイ・イベント、東京国際L&G映画祭がいよいよ5月 8日から開催されます。特別プレミア上映作品や、映画祭でしか観ることができない話 題作が世界中から東京・青山へ集結。上映作品数は長短編合わせて前回の2倍の 約80作品、開催日数も増え、会場も大幅にスケールアップしました。

恒例のフェスティバル・パーティー(5/16)などのスペシャルイベントをはじめ、 故・古橋悌二氏のビデオインスタレーション作品『LOVERS』展や、レズビアン&ゲイ フィルムのポスター展など、注目の関連イベントも目白押し。 もちろん来日ゲストも多数予定されています!

・東京会場
■開催期間:1998年5月8日(金)〜10日(日)/15日(金)〜17日(日)
■料金:1回券 前売1300円 当日1500円 4回券 前売4500円 当日5000円
フェスティバル・パス(全プログラム見放題) 会場(当日)のみ10000円  スパイラル・ルーム6Fプログラム 当日のみ500円
■場所/住所:青山スパイラルスパイラルホール3F/スパイラルルーム6F
地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線表参道駅B1出口 紀ノ国屋向い
TEL:03-3498-1171

■問い合わせ先:東京国際レズビアン&ゲイ映画祭運営委員会
〒164-0001 東京都中野区中野5-24-16-601号
TEL:03-5380-5760 FAX:03-5380-5767
lgff+tokyo.office.ne.jp(+を@に変えて送信)

□公式ホームページ(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)
http://www.gender.ne.jp/L-GFF/top-j.html

・大阪会場
■開催期間:1998年5月22日(金)〜24日(日)
■料金:1回券 前売1300円 当日1500円 4回券 前売のみ4800円 ※他に2回券あり  フェスティバル・パス(全プログラム見放題) 会場(当日)のみ9000円
■場所/住所:梅田ワイズホール
大阪市北区曾根崎2-15-20 曾根崎警察署東へ50m
TEL:06-311-4347

■問い合わせ先:QFF
〒602-8023 上京区河原町今出川下ル梶井町清和テナントハウス2-Hacta内
TEL:075-253-0375 FAX:075-253-0218

三つ星はチケット売れ行き予想です(★が多いほど早く売り切れになると予想)


■5月8日(金) 14:15〜
■『フルスピード』 ★★☆

時間:14:15-16:30 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数2
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり
『エイズ・ラップ』
監督:ミシェル・マイヤー 1994年フランス作品 5min
偏見のばかばかしさを軽快なラップの言葉とリズムで訴える作品。
『フルスピード』
監督:ガエル・モレル 1996年フランス作品 90min
出演:エロディー・プシェーズ、ステファーヌ・リドー
若くして才能を認められた作家クァンタンは、恋人を亡くしたゲイのサミールと親しく なり、恋人との思い出話を取材する。サミールはそんなクァンタンに恋をするが、彼 には彼女がいた。そこにクァンタンの親友が現れ、若者たちの関係に微妙な波風 が立ちこみ始める…。人種問題やゲイバッシングなど生身のフランスの今を捉え た作品。監督は『野性の葦』('94)で役者としても絶賛をされたガエル・モレル。


■5月8日(金) 16:30〜
■『猫はオウムを飲み込んで・・・しゃべりだす!』 ★★☆

時間:16:30-18:45 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数2
MILKDATE:映画祭合計上映回数2
『マイ・カント 』
監督:デブ・ストラット、リズ・ボールチ 1996年オーストラリア作品 6min
ある女性が“自分自身”について語るモノローグ。
『猫はオウムを飲み込んで・・・しゃべりだす!』
監督:イリーナ・ピエトロブルーノ 1996年カナダ作品 75min
ストレス性胃潰瘍で入院したモデルの少女、シェーラザードはドクターに殺されてし まうという妄想を抱き、同じく入院中だった少女のコールに助けを求め、次第に2人は 近づいていく…。現実と幻想の隙間に潜り込んでしまったような映像を繰り広げる ファンタジー作品。監督はカナダのレズビアン映像作家イリーナ・ピエトロブルーノ で、これが長編デビュー作となった。


■5月8日(金) 18:45〜
■『クィア・アイドル』 ★★☆

時間:18:45-21:00 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数3
MILKDATE:映画祭合計上映回数1(ジョディーのみ2)/ ジョディーのみ大阪あり
『人魚姫』
監督: マティアス・ゴカルプ 1994年フランス作品 4min
薬局の前でウロウロする老カップルを描いた可愛い短編作品。
『ジョディー』
監督:プラティバ・パーマー 1996年イギリス作品 24min
ジョディー・フォスターをレズビアンのイコンと仰ぐ女性は多い。本作はそんな人々の 熱いジョディー論が、彼女の出演作の映像と共に展開される。挿入作品は『告発の 行方』('88)など代表作から、ジョディーの10代の頃の日本未公開作まで。
『ロック・ハドソン・ホーム・ムービー』
監督:マーク・ラパポート 1992年アメリカ作品 63min
1985年10月2日、エイズによってこの世を去った映画史上最大のスーパースター、ロ ックの出演作品を膨大な数を収集、ゲイとしてのセクシュアリティを見いだす作品。


■5月8日(金) 21:00〜
■『東宮西宮』 ★★☆

時間:21:00- 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数2
MILKDATE:映画祭合計上映回数1/ 特別プレミア上映
『サツ』
監督:グザビエ・デューリンガ 1994年フランス作品 35min
麻薬保持現行犯に間違えられた男が警官の荒々しい身体検査を受ける仏の短編。
『東宮西宮』
監督:張元(チャン・ユアン) 1996年中国作品 90min
1997年カンヌ映画祭「ある視点」部門公式出品作品。中国初の本格的ゲイ・フィル ムとして話題になった。チャイニーズ・インディペンデント・シネマの旗主・チャン・ユ アン監督最新作。5月下旬よりキネカ大森にてロードショーされる。


■5月9日(土) 11:30〜
■『骨がビリビリ:レズビアン・コメディー短編集』 ★★☆

時間:11:30-13:45 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:12
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり
『特A級のおしり』 1996年アメリカ作品 6min
『彼女の寝顔』 アメリカ作品
『女の子御用達』 1997年アメリカ作品
『ほっといてよ!』 1997年カナダ作品 2min
『がぶり、がつがつ、ごっくん』 1994年アメリカ作品 5min
『こころが血をながす』 1993年メキシコ作品 5min
『A路線って何?』 1994年アメリカ作品 10min
『トップ・ピッグ』 1994年ドイツ作品 6min
『アトランタ』 1996年アメリカ作品 10min
『ガスとの朝食』 1997年カナダ作品 8min
『わたしがハチを嫌いな理由』 1997年カナダ作品 4min
『よじれたシーツ』 1996年カナダ作品 14min
愉快な作品やブッとんだ作品をあつめた短編プログラム。あなたのくすぐったいツボ をあの手この手で刺激する。


■5月9日(土) 13:00〜
■コンテスト公開審査 ★☆☆

時間:13:00-16:00 会場:スパイラル・ルーム6F 上映本数:未定
MILKDATE:映画祭合計上映回数1/フィルム・ビデオコンテスト初企画
審査員:スー・フレドリック、大塚隆史、高橋直治(NHKディレクター)他
昨年までは一般の観客は観ることができなかった予備選考を通過した応募作品が今年からビデオルームで公開審査として上映される。


■5月9日(土) 13:45〜
■『イヴォンヌ・レイナーの殺人/サツジン』 ★★☆

時間:13:45-16:15 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:1
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり
『イヴォンヌ・レイナーの殺人/サツジン』
監督:イヴォンヌ・レイナー 1996年アメリカ作品 113min
年齢を重ねたレズビアンと乳ガンに関するテーマを、際だつ映像の美しさで軽やかに 見せる作品。監督本人がレズビアンに対するMURDER(乳ガンやホモ・フォビアから、 社会の抑圧)などを、コミカルなナレーションと2人の物語が交錯し、ブラック・コメディ ーとラブ・ストーリーの不思議なブレンド作品に仕上がっている。監督は長編映画26 年のキャリアを有し、フェミニズム論で常に論議を巻き起こしているイヴォンヌ・レイナー。


■5月9日(土) 16:00〜
■『ジャパニーズ・レズビアン・ビデオ』 ★★☆

時間:16:00-17:30 会場:スパイラル・ルーム6F 上映本数7
MILKDATE:料金\500
『Summer』 監督:田尻孝子 1995年作品 8min
『TAMAGO』 監督・製作:モンタージュM 1996年作品 5min
『影のない1時間』 監督:笹川なるさ 1996年作品 29min
『Skip!』 監督:内田佳端子 1997年作品 1min20
『ある日』 監督:クリスティ・コリンズ 1996年作品
『Closets Are for Clothes』 監督:Dezu 1995年作品 15min
『Wounded Bird』 監督:T-Sue 1997年作品 16min
1995年、第4回映画祭に始まり今年で4回目を迎える国内作品コンテスト。今回のフェ スティバルではコンテストの成果を確認しようと、過去3回の応募作品の中からレズビア ン7作品を選んで上映される。ガールフレンドが泊まりにくる日に限ってアレになっちゃ う女の子の素朴な疑問を描いた『TAMAGO』。第2回レズビアン&ゲイパレード(1995 年8月)は暑い夏の日だったが、『影のない1時間』はその記録映像と参加者たちへの インタビューを通じてレズビアンコミュニティの今を証言する。前回コンテストで最優秀 賞に輝いた『Wounded Bird』他。


■5月9日(土) 16:15〜
■『ファザーレス-父なき時代』 ★★☆

時間:16:15-18:15 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:3
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/大阪あり
『ここにいるだけで』
監督:マリオン・ヴェルノー 1997年フランス作品 7min
ひとりぼっちの若者がビデオ・レターで“ハッピー・ゲイ・ライフ”を演じる短編。
監督:イアン=イクバル・ラシード 1997年イギリス作品 9min
“父との関係”をテーマにしたイギリスの短編。
『ファザーレス-父なき時代』
監督:茂野良弥 1997年日本作品 52min 出演:村石雅也
東京へ出てきたが、学校へも、バイトにも行かず、夜になると見知らぬ男たちに身を任 せる毎日を送る村石雅也、22歳。父との生き別れ、母の再婚、学校でのいじめ、登校 拒否、ゲイの大きな問題、親へのカミングアウト、これまで向かい合おうとしなかった自 分の過去をカメラの前に曝け出すことで何かを変えられるのではないかと、雅也は故 郷の長野県須坂へと向かう・・・。1996年度日本映画学校卒業製作として発表された ドキュメンタリーで学内グランプリを受賞。中田統一の『大阪ストーリー』を彷佛させる。


■5月9日(土) 17:30〜
■『HIV+の友達をもつあなたへ』 ★★☆

時間:17:30- 会場:スパイラル・ルーム6F 上映本数1
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/大阪あり/上映後、製作者を交えたカフェ+あり
『HIV+の友達をもつあなたへ』
製作:エイズ・ポスター・プロジェクト(APP) 1998年日本作品 19min
エイズ・ポスター・プロジェクト(APP)によって製作されたこのビデオ作品は、HIV+の 友人を持つ人に向けてこうしたメッセージを映像とテキストを通して投げかける。1994 年夏、横浜国際エイズ会議の屋外で上映されたスライドショー『エレクトリック・ブラン ケット』(ニューヨーク・ビジュアル・エイズ製作)映像+テキストの、あの感動がここに もある。


■5月9日(土) 18:15〜
■『フォー・シーズンズ−ヨーロッパ・ゲイ短編集−』 ★★★

時間:18:15-20:30 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:4
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり
『春になると』  監督:バヴォ・デフュルヌ 1995年ベルギー作品 8min
『サマードレス』 監督:フランソワ・オゾン 1996年フランス作品 15min
『放課後遊戯』 監督:フランク・クロム 1991年オランダ作品 47min
『雪をとかすキス』 監督:フランク・モスヴォルド 1997年ノルウェー作品 22min
季節の移ろいに沿った美しき少年たちの戯れ。中でも『雪をとかすキス』のストーリー のかわいらしさは抜群。一方『放課後遊戯』ではクラスメートに一途な想いを抱く少年 の放課後の悲劇を、若さ特有の残酷さと共に見せる。ロカルノ映画祭銀豹賞を受賞し た『サマードレス』は、あらゆる罪悪感から解き放たれた青春期を描き出す。


■5月9日(土) 20:30〜
■『レザー・ジャケット・ラブ・ストーリー』 ★★★

時間:20:30- 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり/ビリー人形を1名様にプレゼントあり
『なにも言わないで』
監督:ペドロ・パッズ 1994年スペイン作品 4min
エイズが蔓延した世界で“健康な血”に飢えた吸血鬼を描いた短編作品。
『レザー・ジャケット・ラブ・ストーリー』
監督:デイヴィッド・デコトー 1997年アメリカ作品 85min
ベビーフェイスのかわいいカイルは18歳の詩人の卵。カフェでハンサムなマイクに 出会い一目惚れしてしまう。口説かれて一晩過ごした翌朝は二人で革ジャンを買 いに出かける・・・。こんな具合に始まる大人と子供のような恋は、世界中のゲイ& レズビアン映画祭で絶賛されたエンターテイメント作品。ハッテン場のシーンや、 ロスのカッコいい男たちもたっぷり登場するので、その辺を期待する人にもお薦め。


■5月10日(日) 11:30〜
■『本当のウェディング・バンケット』 ★★☆

時間:11:30-13:45 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/大阪あり
『本当のウェディング・バンケット』
監督:ミッキー・チェン、ミン・シュウ・チェン 1997年台湾作品 50min
台湾で初めてマスコミに向けて結婚披露宴を行った一組のゲイ・カップルに関する ドキュメンタリー。当人や友人のカップルたちのインタビューから現在の台湾レズビ アン&ゲイ事情を知ることができる。マスコミの慌てた報道ぶりなども見物。
『ひまわり娘』
監督:ショーン・ヘインズワース 1996年アメリカ作品 50min
「サンフラワーズ」は1975年からフィリピンののどかな田舎にゲイ・コミュニティーを 作っている。そのグループがこの村一番の行事であるカトリックの聖クルザンという お祭をドラァグ・クィーンのパレードにしてしまったというドキュメンタリー。子供から 大人までサンフラワーズたちと一緒に祭りを楽しむ姿は見るものを和ませてくれる。


■5月10日(日) 13:00〜
■『ブリティッシュ・ゲイ・TV』  ★★☆

時間:13:00-19:00 会場:スパイラル・ルーム6F
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/料金\500
イギリスではさまざまなレズビアンやゲイの権利が認められ、レズビアン&ゲイ・カル チャーは無視できない文化として社会に溶け込んでいる。男性同士の性行為が合 法化されて30年が経ち、今では労働党政権下でカミングアウトしている国会議員だ けでも4人いる。テレビでは1981年にローカル局LWTがシリーズ『ゲイライフ』を放 映し、89年にはチャンネル4が全国ネットとしては世界で初めて、同性愛者による レズビアン&ゲイの番組『アウト・オン・テューズデー』を開始した。火曜日の9時から 10時というゴールデンタイムに放映されたこのシリーズは、ストレート視聴者からの 幅広い支持も得て、今年で10年目を迎える。『ブリティッシュ・ゲイTV』プログラムで は、このチャンネル4で放映された番組を中心に代表的な作品を紹介すると同時に、 チャンネル4の制作責任者、ジャッキー・ローレンス女史をゲストスピーカーとして迎 え、イギリスのゲイTVの実情と成果を語ってもらう予定(上映は主にVHSで行います)。 キュレーター中田統一(「大阪ストーリー」監督、ロンドン在住)。


■5月10日(日) 13:45〜
■『ブラックプール・ストーリー』  ★★☆

時間:13:45-16:00 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数1
『焦りの瞬間』
監督:ピエール・サルヴァドーリ 1996年フランス作品 6min
エイズ時代のセックスと90年代的な映像スタイルを絶妙にマッチさせた短編。
『ブラックプール・ストーリー』
監督:ポール・オレムランド 1997年イギリス作品 90min
イングランド北部の港町、ブラックプール。若いクレッグは荒くれ男たちを相手に見せ 物の喧嘩をして稼いでいるが、先の見えない世界に焦りを感じている。マットは若手 プロデューサーとして活躍するが、誰もが「同じ服を着て、同じようなセックスをする」 クローンな世界が物足りない。自分にないものを求めて惹かれ合う二人のストーリー。


■5月10日(日) 16:00〜
■『 ハイド・アンド・シーク (1) 』  ★★★

時間:16:00-18:30 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/ 大阪あり/監督来日
『ハイド・アンド・シーク』
監督:スー・フレドリック 1996年アメリカ作品 65min
1960年代のブルックリンを舞台にした12歳の少女ルーの物語を中心に、20人にお よぶ女性へのインタビューや少女時代の写真、当時の教育映画を縦横に、絶妙な 編集で組み合わせた作品。監督はレズビアン&ゲイコミュニティーだけでなく各国の 国際映画祭、女性映画祭などで高い評価を受けているスー・フレドリック。本作品も サンダンス映画祭、ベルリン映画祭に正式出品された。編集スタイルに特徴がある。
『ルールズ・オブ・ザ・ロード』
監督:スー・フレドリック 1993年アメリカ作品 31min
『ハイド・アンド・シーク』のスー・フレドリック監督の前作。アメリカの家族生活のエン ブレムともなっているステーション・ワゴン。ニューヨークの街を走る一台のステーショ ン・ワゴンを追うだけの映像を通じて、監督が別れた恋人との生活の思い出をノスタ ルジックに語る。愛のメタファーとしての車をとっても繊細に描いた作品。


■5月10日(日) 18:30〜
■『愛の破片』 ★★★

時間:18:30- 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:1
MILKDATE:映画祭合計上映回数1/特別プレミア上映
『愛の破片』
監督:ヴェルナー・シュレーター 1996年フランス・ドイツ合作 120min
「歌声こそ至高の愛の表現・・・」自らオペラの演出も手がけ、マリア・カラスの熱烈な 崇拝者でもあるヴェルナー・シュレーターが、パリ近郊にある中世の修道院にオペラ の歌い手たちを集めた。歌い手は恋人、パートナーなど、それぞれの愛する人を連 れてやってくる・・・。1996年ロカルノ映画祭でプレミア上映され、“Special Leopard 賞”を受賞。昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭でも特別上映された。6月13日 (土)よりBOX東中野にて公開される。 


■5月15日(金) 14:15〜
■『フォー・シーズンズ−ヨーロッパ・ゲイ短編集−』 ★★☆

時間:14:15-16:30 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:4
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり
詳細:5月9日(土)18:15〜参照


■5月15日(金) 16:30〜
■『レザー・ジャケット・ラブ・ストーリー』 ★★☆

時間:16:30-18:45 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり/ビリー人形を1名様にプレゼントあり
詳細:5月9日(土)20:30〜参照


■5月15日(金) 18:45〜
■『ミシシッピの夜』 ★★☆

時間:18:45-21:00 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/大阪あり
『見知らぬ顔』
監督:アンドリュー・ポーター 1997年オーストラリア作品 9min
親と一緒に住む少年のフラストレーションをユーモラスに描いた短編。
『ミシシッピの夜』
監督:アイラ・サックス 1996年アメリカ作品 85min
むせるような熱気に包まれたアメリカ南部・デルタの夜を舞台に、中流階級の白人少 年と労働者階級のベトナム人混血青年の一晩の出会いを描いた作品。「異文化の 壁を越えてお互いに話しかける言葉を知らない」故郷の町をドキュメントしたかったと アンドリュー・ポーターは語っている。


■5月15日(金) 21:00〜
■『ダンディ・ダスト』 ★★★

時間:21:00- 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数1
『ラ・シャンブル』
監督:セドリック・クラピッチュ 1994年フランス作品 3min
ホテルの一室の歴史早回し短編作品。
『ダンディ・ダスト』
監督:ハンス・シャイルル 1998年イギリス作品 94min
体液ドロドロ、血みどろホラー、問答無用のポップなイメージの連発が楽しいレズビア ン長編。監督曰く「トランスジェンダー的ノイズ・スプラッター・ホラー・ミックス・ムービ ー!」。“説明の域を越えてる”作品だ。カルト的人気を誇る『Flaming Ears』('92)から 6年、アニメと実写を巧みに組み合わせる監督の感性は、視覚・聴覚の両面におい て、『鉄男』の塚本晋也や香港のツイ・ハークといった作家の強い影響を受けている。


■5月16日(土) 11:30〜
■『イヴォンヌ・レイナーの殺人/サツジン』 ★★☆
時間:11:30-13:45 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:1
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり
詳細:5月9日(土)13:45〜参照


■5月16日(土) 13:45〜
■『ブラジル・ブラジル』 ★★☆
時間:13:45-16:00 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:5
MILKDATE:映画祭合計上映回数1/監督来日
『大海原を泳ぐ』 監督:カレン・ハーレイ 1997年ブラジル作品 20min
『一方通行』 監督:ジョルジュ・ジ・ソウザ 1997年ブラジル作品 30min
『アマラ』 監督:ロベルタ・マルケス 1997年ブラジル作品 13min
『ボディアート』 監督:ジョアオ・ラギマーレス 1997年ブラジル作品 19min
『モナリザの秘密』 監督:イサベル・ビテンコート 1997年ブラジル作品 1min
本邦初登場、ブラジルからのクィア・フィルム&ビデオ。英文タイトル「ディヴェルシダ ージ(多様性)」の通り、言葉も人種も多様な国から、多様なセクシュアリティ(レズビ アンやゲイだけでなく)を扱った短編集。ニューヨークのレズビアン&ゲイ実験映画 祭から招待を受けて11名のブラジルの作家が参加したのをきっかけに1993年に始 まったMIXブラジルは、インディペンデントの作家に表現の場を提供している。今回 の短編5作品を選出は同映画祭ディレクター、アンドレ・フィッシャー。『大海原を泳 ぐ』はゲイのアーティスト、レオ・ニルソンのドキュメンタリー。


■5月16日(土) 16:00〜
■『感+傷≠感傷』 ★★☆
時間:16:00-18:15 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数1
『クロニック』
監督:ジェニファー・リーヴス 1996年アメリカ作品 38min
毎日の苦しみを乗り切るために小さい頃から自分の体を傷つけてきた若い女性グレ チェンが、オハイオ州で過ごした子供時代や精神療養所に入れられた十代の頃の 体験を語る。
『ナイフに刻まれた傷』
監督:ティンジ・クリシュナン、ベス・コトラー 1997年イギリス作品 42min 麻薬ディーラーに追われるステフとタミーの密室劇を描いた作品。スピーディーな展 開とサイケデリックな映像で暴力に虐げられた二人のショッキングな過去が噴出する。


■5月16日(土) 18:15〜
■『猫はオウムを飲み込んで・・・しゃべりだす!』 ★★★
時間:16:30-18:45 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数2
MILKDATE:映画祭合計上映回数2
詳細:5月8日(金)16:30〜参照


■5月16日(土) 20:30〜
■『フレネシ』  ★★★
時間:20:30- 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数1
『金魚』
監督:セドリック・クラピッチュ 1994年フランス作品 3min
『フレネシ−愛じゃない、それは熱−』
監督:アルフォンソ・アルバセーテ、ミゲル・バルデム、ダヴィ・メンケス
1996年スペイン作品 103min
映画祭毎年好評のスペイン映画第3弾シリーズ。3人の女の子を中心に、様々な人 物が入り乱れた関係を展開する。自分の彼が男と付き合っていることを知ってしまう女、 ボーイフレンドの家を訪ねると妻と子供がいて愕然とする男、ルームメイトの彼を奪う女、 そして犯罪。夜のクラブを舞台に、愛欲と嫉妬が渦巻き殺人までもが起こるサスペンス。


■5月17日(日) 11:30〜
■『 ハイド・アンド・シーク (2) 』  ★★☆
時間:11:30-13:45 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/ 大阪あり
『ハイド・アンド・シーク』
監督:スー・フレドリック 1996年アメリカ作品 65min
『アダム 』
監督:アンドレア・ストゥープス 1996年アメリカ作品 4min
『イントレピディシマ』
監督:マルタ・バレッボ・コル 1992年スペイン作品 7min
『妊娠とレズビアン、どっちがいい?』
監督:フランソワ−ズ・ドコ−・トムレット 1997年フランス作品 4min
『モンスター』
監督:ジェニファ−・リ−ヴス 1993年アメリカ作品 15min
『ハイド・アンド・シーク』2回目は、本プログラムのテーマ“思春期の欲望”に沿った 4本の短編を同時上映。『アダム』は9歳の女の子が男のフリして近所の女の子とイ ケナイ遊びをしちゃうアニメ作品。マルタ・バレッボ・コル監督(『コスタ・ブラバ』)の 短編『イントレピディシマ』は、オーケストラの指揮者を夢見る少女が、女の子らしい 服を着せようとする母親に抵抗する短編。『妊娠とレズビアン、どっちがいい?』は、 物分かりの悪い親にカムアウトする娘のおとぎ話。そして、女の子の“歪んだ”欲望 を、歪んだ映像とサウンドで語るジェニファー・リーヴスの傑作『モンスター』。


■5月17日(日) 13:00〜
■『ブリティッシュ・ゲイ・TV』  ★★☆
時間:13:00-19:00 会場:スパイラル・ルーム6F
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/料金\500
詳細:5月10日(日)13:00〜参照


■5月17日(日) 13:45〜
■『骨がビリビリ:レズビアン・コメディー短編集』 ★★☆
時間:11:30-13:45 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数:12
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり
詳細:5月9日(土)11:30〜参照


■5月17日(日) 16:00〜
■『フルスピード』 ★★★
時間:16:00-18:15 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数2
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/大阪あり
詳細:5月8日(金)14:15〜参照


■5月17日(日) 18:15〜
■『レズビアン&ゲイ フィルム&ビデオ・コンテスト』 ★★★
時間:18:15-20:30 会場:スパイラル・ホール3F 上映本数未定
MILKDATE:9日の公開審査を経てこの日に入賞作品が発表され、上映と表彰が 行われる。


■5月17日(日) 20:30〜
■『フェスティバル・パーティー』
詳細:スペシャルイベント・関連イベント参照


■第7回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 in 関西 完全プログラムガイド
■5月22日(金) 18:00〜
■『骨がビリビリ:レズビアン・コメディー短編集』 ★★☆
時間:18:00-19:30 上映本数:12
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/東京あり
『Summer』 監督:田尻孝子 1995年作品 8min
『TAMAGO』 監督・製作:モンタージュM 1996年作品 5min
『影のない1時間』 監督:笹川なるさ 1996年作品 29min
『Skip!』 監督:内田佳端子 1997年作品 1min20
『ある日』 監督:クリスティ・コリンズ 1996年作品
『Closets Are for Clothes』 監督:Dezu 1995年作品 15min
『Wounded Bird』 監督:T-Sue 1997年作品 16min
1995年、第4回映画祭に始まり今年で4回目を迎える国内作品コンテスト。今回のフェスティバルではコンテストの成果を確認しようと、過去3回の応募作品の中からレズビア ン7作品を選んで上映される。ガールフレンドが泊まりにくる日に限ってアレになっちゃう女の子の素朴な疑問を描いた『TAMAGO』。第2回レズビアン&ゲイパレード(1995年8月)は暑い夏の日だったが、『影のない1時間』はその記録映像と参加者たちへのインタビューを通じてレズビアンコミュニティの今を証言する。前回コンテストで最優秀賞に輝いた『Wounded Bird』他。


■5月22日(金) 19:30〜
■『ミシシッピの夜』 ★★☆
時間:19:30-21:15 上映本数:1
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/東京あり
『ミシシッピの夜』
監督:アイラ・サックス 1996年アメリカ作品 85min
むせるような熱気に包まれたアメリカ南部・デルタの夜を舞台に、中流階級の白人少 年と労働者階級のベトナム人混血青年の一晩の出会いを描いた作品。「異文化の 壁を越えてお互いに話しかける言葉を知らない」故郷の町をドキュメントしたかったと アンドリュー・ポーターは語っている。


■5月22日(金) 21:15〜
■『クロコダイル・ティアーズ』 ★★★
時間:21:15- 上映本数:1
MILKDATE:映画祭合計上映回数1
『クロコダイル・ティアーズ』
HIVポジティブと宣告されたサイモン。そんな彼にやさしく寄り添うドラァグな悪魔の影。 サイモンは、ある3っの条件と引き替えにウィルスを消してくれるという悪魔と契約を交わ す。それは彼の人生をさらに狂わせていくものだった…。
□公式ホームページ(クロコダイズ・ティアーズホームページ)
http://www.wolfenet.com/~leoth


■5月23日(土) 17:30〜
■『ファザーレス-父なき時代』+『本当のウェディング・バンケット』 ★★★
時間:17:30-19:30 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/東京あり
『ファザーレス-父なき時代』
監督:茂野良弥 1997年日本作品 52min 出演:村石雅也
東京へ出てきたが、学校へも、バイトにも行かず、夜になると見知らぬ男たちに身を任 せる毎日を送る村石雅也、22歳。父との生き別れ、母の再婚、学校でのいじめ、登校 拒否、ゲイの大きな問題、親へのカミングアウト、これまで向かい合おうとしなかった自 分の過去をカメラの前に曝け出すことで何かを変えられるのではないかと、雅也は故 郷の長野県須坂へと向かう・・・。1996年度日本映画学校卒業製作として発表された ドキュメンタリーで学内グランプリを受賞。中田統一の『大阪ストーリー』を彷佛させる。
『本当のウェディング・バンケット』
監督:ミッキー・チェン、ミン・シュウ・チェン 1997年台湾作品 50min
台湾で初めてマスコミに向けて結婚披露宴を行った一組のゲイ・カップルに関する ドキュメンタリー。当人や友人のカップルたちのインタビューから現在の台湾レズビ アン&ゲイ事情を知ることができる。マスコミの慌てた報道ぶりなども見物。


■5月23日(土) 19:30〜
■『ノー・イクジット』 ★★☆
時間:19:30-21:30 上映本数:1
MILKDATE:映画祭合計上映回数1
『ノー・イクジット』
女の子バンドのギターリスト、シェリーはボーカルのスージーと恋人同士。ある日シェ リーはライブで元ボーイフレンドのジミーと恋におちる。しかし彼はシェリーがかつて デートレイプされた男の友人であった・・・。サンダンス映画祭でも話題になった本作 品は、関西での上映でははじめてのバイセクシャル作品。


■5月23日(土) 21:30〜
■『レザー・ジャケット・ラブ・ストーリー』 ★★★
時間:21:30-23:30 上映本数:1
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/東京あり/ビリー人形を1名様にプレゼントあり
『レザー・ジャケット・ラブ・ストーリー』
監督:デイヴィッド・デコトー 1997年アメリカ作品 85min
ベビーフェイスのかわいいカイルは18歳の詩人の卵。カフェでハンサムなマイクに 出会い一目惚れしてしまう。口説かれて一晩過ごした翌朝は二人で革ジャンを買 いに出かける・・・。こんな具合に始まる大人と子供のような恋は、世界中のゲイ& レズビアン映画祭で絶賛されたエンターテイメント作品。ハッテン場のシーンや、 ロスのカッコいい男たちもたっぷり登場するので、その辺を期待する人にもお薦め。


■5月23日(土) 23:30〜
■『何も言わないで』+『アモール・デ・オンブレ』 ★★☆
時間:23:30-1:30 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/東京あり(『何も・・・』)
『なにも言わないで』
監督:ペドロ・パッズ 1994年スペイン作品 4min
エイズが蔓延した世界で“健康な血”に飢えた吸血鬼を描いた短編作品。
『アモール・デ・オンブレ』
バレンタインの日にエスペランザはたくさんの男友達に囲まれて誕生日を迎えるが、恋 人がいなくて寂しい。親友のラモンもまた理想の恋人を待ちこがれる身である。そんな 二人は、お互いのためにいい男を紹介し合うことになる。


■5月23日(土) 25:30〜
■『フランス短編集』+『HIV+の友達をもつあなたへ ★★☆
時間:2:30-3:30 上映本数2
MILKDATE:映画祭合計上映回数2/東京あり(『HIV+…』)
『フランス短編集』
『HIV+の友達をもつあなたへ』
製作:エイズ・ポスター・プロジェクト(APP) 1998年日本作品 19min
エイズ・ポスター・プロジェクト(APP)によって製作されたこのビデオ作品は、HIV+の 友人を持つ人に向けてこうしたメッセージを映像とテキストを通して投げかける。1994 年夏、横浜国際エイズ会議の屋外で上映されたスライドショー『エレクトリック・ブラン ケット』(ニューヨーク・ビジュアル・エイズ製作)映像+テキストの、あの感動がここに もある。


■5月23日(土) 27:30〜
■『ジョディー』+『ハイド・アンド・シーク』 ★★☆
時間:3:30- 上映本数:2
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/ 東京あり
『ジョディー』
監督:プラティバ・パーマー 1996年イギリス作品 24min
ジョディー・フォスターをレズビアンのイコンと仰ぐ女性は多い。本作はそんな人々の 熱いジョディー論が、彼女の出演作の映像と共に展開される。挿入作品は『告発の 行方』('88)など代表作から、ジョディーの10代の頃の日本未公開作まで。
『ハイド・アンド・シーク』
監督:スー・フレドリック 1996年アメリカ作品 65min
1960年代のブルックリンを舞台にした12歳の少女ルーの物語を中心に、20人にお よぶ女性へのインタビューや少女時代の写真、当時の教育映画を縦横に、絶妙な 編集で組み合わせた作品。監督はレズビアン&ゲイコミュニティーだけでなく各国の 国際映画祭、女性映画祭などで高い評価を受けているスー・フレドリック。本作品も サンダンス映画祭、ベルリン映画祭に正式出品された。編集スタイルに特徴がある。


■5月24日(日) 17:30〜
■『フォー・シーズンズ−ヨーロッパ・ゲイ短編集−』 ★★☆
時間:17:30-19:30 上映本数:4
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/東京あり
『春になると』  監督:バヴォ・デフュルヌ 1995年ベルギー作品 8min
『サマードレス』 監督:フランソワ・オゾン 1996年フランス作品 15min
『放課後遊戯』 監督:フランク・クロム 1991年オランダ作品 47min
『雪をとかすキス』 監督:フランク・モスヴォルド 1997年ノルウェー作品 22min
季節の移ろいに沿った美しき少年たちの戯れ。中でも『雪をとかすキス』のストーリー のかわいらしさは抜群。一方『放課後遊戯』ではクラスメートに一途な想いを抱く少年 の放課後の悲劇を、若さ特有の残酷さと共に見せる。ロカルノ映画祭銀豹賞を受賞し た『サマードレス』は、あらゆる罪悪感から解き放たれた青春期を描き出す。


■5月24日(日) 19:30〜
■『イヴォンヌ・レイナーの殺人/サツジン』 ★★★
時間:19:30-21:30 上映本数:1
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/東京あり
『イヴォンヌ・レイナーの殺人/サツジン』
監督:イヴォンヌ・レイナー 1996年アメリカ作品 113min
年齢を重ねたレズビアンと乳ガンに関するテーマを、際だつ映像の美しさで軽やかに 見せる作品。監督本人がレズビアンに対するMURDER(乳ガンやホモ・フォビアから、 社会の抑圧)などを、コミカルなナレーションと2人の物語が交錯し、ブラック・コメディ ーとラブ・ストーリーの不思議なブレンド作品に仕上がっている。監督は長編映画26 年のキャリアを有し、フェミニズム論で常に論議を巻き起こしているイヴォンヌ・レイナー。


■5月24日(日) 21:30〜
■『フルスピード』 ★★★
時間:21:30- 上映本数1
MILKDATE:映画祭合計上映回数3/東京あり
『エイズ・ラップ』
監督:ミシェル・マイヤー 1994年フランス作品 5min
偏見のばかばかしさを軽快なラップの言葉とリズムで訴える作品。
『フルスピード』
監督:ガエル・モレル 1996年フランス作品 90min
出演:エロディー・プシェーズ、ステファーヌ・リドー
若くして才能を認められた作家クァンタンは、恋人を亡くしたゲイのサミールと親しく なり、恋人との思い出話を取材する。サミールはそんなクァンタンに恋をするが、彼 には彼女がいた。そこにクァンタンの親友が現れ、若者たちの関係に微妙な波風 が立ちこみ始める…。人種問題やゲイバッシングなど生身のフランスの今を捉え た作品。監督は『野性の葦』('94)で役者としても絶賛をされたガエル・モレル。


■映画祭スペシャルイベント・関連イベント

・東京
『レズビアン&ゲイ・フィルムのポスター展』
過去日本で公開されたレズビアン&ゲイ・フィルム、古典の名作から最新作まで、 配給会社の協力を得て集められたポスター&チラシを年代に沿って展示する。
■日時:映画祭期間中
■料金:無料
■場所/住所:スパイラルホール・ホワイエ

『フェスティバル・バー』
毎年好評の自由に飲めるフェスティバル・バー。お代はお気持ち次第でカウンターの“トレビの泉”へ。
■日時:映画祭期間中
■料金:無料
■場所/住所:スパイラル・ホール・ロビー

キャノン・アート・ラボ企画『古橋悌二・LOVERS展』
■日時:映画祭期間中
■場所/住所:スパイラル1Fアトリウム 

『フェスティバル・パーティー』
前回はシモーヌ深雪さんがゲスト。今回も特別ゲストが予定されている。上映作品 のゲストも多数参加予定。監督らと身近に接することができるチャンス。
■日時:5月17日 23:30-
■場所/住所:スパイラルカフェ

・大阪
『Go Go Queer! PREPARTY』
■日時:5月01日
詳細:全国CLUB情報参照

『ラヴェンダー・スクリーン』
■日時:5月16日 18:00-22:10
■料金:2300円(前売2000円)
『プリシラ』 18:00- 上海ラブシアタースペシャルライヴ 19:50-
『ダイヤモンド・アワー』(日本初のドラァグクイーンムービー) 20:40-22:10

■日時:5月17日〜21日 18:30-21:58
■料金:1400円(前売1200円)
『2ガールズ』 18:30-20:12  『プリシラ』 20:15-21:58

■日時:5月26日〜29日(金) 18:30-22:09
■料金:1400円(前売1200円)
『セルロイド・クローゼット』 18:30-20:14 『プリシラ』 20:20-22:09

■場所/住所:梅田ワイズホール
大阪市北区曾根崎2-15-20 曾根崎警察署東へ50m
TEL:06-311-4347


|milk vol.4 1998/04/22 |home1998

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