【月間メディアチェック】読売新聞「19年前に執筆された3種類の性の倒錯」
■19年前に執筆された3種類の性の倒錯
■6月18日付け読売新聞

今月18日付けの読売新聞に、「性同一性障害 社会の理解は?」(吉田信弘)と 題されたコラムが掲載されていた。内容は、19年前に塩谷信幸北里大形成外科教 授が執筆したコラムで定義されていた3種類の性の倒錯を紹介し、性同一性障害問 題への理解を深めようとする主旨のもの。

19年前に執筆された3種類の性の倒錯とは、「第1がホモセクシャル(同性愛)。異 性を好まず同性にひかれるタイプだが、自分の性器に格別矛盾を感じない。第2がト ランスベスタイト(服装倒錯)。異性の服を着ることで満足が得られるタイプで、手術の 対象とはならない。第3がトランスセクシャリズム(性転換症)。肉体的には全くの男性 (女性)であっても、精神的な性が反対の性にすりかわって生まれてきた人で、肉体を 精神の性に合わせて改造しない限り救われない。」というもので、啓蒙的な内容に、 吉田氏は当時魅せられたと述べている。

そして、埼玉医大倫理委員会が性転換手術にゴーサインを出した問題について、 今後の患者に残された問題は、やはり戸籍の性とのギャップであるとし、 戸籍上の性別変更を可能にする早急な法の整備が必要だと述べている。


|milk vol.6 1998/06/22 |home1998

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