【イギリス】ウェールズ相ロン・デイビス氏が「軽はずみな行動」で辞任
英国のロン・デイビスウェールズ相(52)が先月27日、見知らぬ男性を車に乗せた後、ナイフで脅され車を奪われるという「重大な判断の誤り」を理由に辞任した。ブレア政権の閣僚辞任は初めて。

デイビス氏は先月26日夜、ロンドン南部にある自宅近くの公園「クラッパム・コモン」で、50歳代の黒人男性に声を掛けられ、食事に誘われた。男性は「あと2人紹介したい」とデイビス氏に提案、30歳代の黒人男性と20代の女性を途中でピックアップした。その直後、50歳代の男性がナイフでデイビス氏の喉元にあて「財布を置いて、外に出ろ」と脅迫され、車を奪われた。「クラッパム・コモン」は昼間は子供やカップルなどでにぎわうが、夜になるとゲイのたまり場として知る人ぞ知るスポットだった。

ブレア政権にはゲイを公表している別の大臣(クリス・スミス国民文化相)もいるが、この場合「公園で見知らぬ男性を車に乗せた上、強盗に遭った」軽はずみな行動が、大臣にふさわしくないと集中砲火を浴びた。男性との性行為やゲイであることは否定したが、英マスコミは「ゲイ・スキャンダル」「ウェールズの恥」として大々的に事件を報道。昨年5月の発足以来、初の閣僚辞任となったブレア政権にも影響が出そうだ。


|milk vol.11 1998/11/22 |home1998

このページのトップへ戻る