【米】差別犯罪法案、マシュー・シェパードさん殺害事件を契機に再論議
米国ワイオミング大学の学生(21)が同性愛者だという理由で撲殺された事件をきっかけに、全米で、人種差別や同性愛者差別などを動機とする犯罪「ヘイトクライム」に関する議論が再熱している。クリントン大統領はヘイトクライムを非難する声明を出し、同性愛者である政府高官を葬儀に派遣した。一方、反同性愛者主義者たちは、同性愛を非難するプラカードを掲げて葬儀に殺到した。

この議論の盛り上がりに、ヘイトクライムに対する連邦法の制定を目指す人々は勢いを得ており、来年1月6日には、ヘイトクライム防止法案のためのワシントン行進が予定されている。しかし、ほかの犯罪より厳しく罰すると、行為でなく信条による量刑となり、信条の自由と法の下の平等を保障した憲法に抵触するという理由から、慎重論もある。


|milk vol.12 1998/12/22 |home1998

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